インターンシップ共同実施について
本年度、夏期インターンシッププログラムにおいて、表題の通り各社共同にて約30名の学生の受入れを行うことが決定致しました。
つきましては、学生の受入準備~受入期間中の様子を他社への学びにも繋げたく、公開して参ります。ご希望される場合、以下ご確認の上、お問合せ下さいますようお願い申し上げます。
<背景>
旭建設では主に就業前の学生に対し、建設業・当社業務に対する理解を深めてもらうことを目的に、2016年度よりインターンシップ(類型タイプ3に該当)の受入を開始し、昨年度夏期までに学部学科・学年問わず、延べ100名を超える学生のキャリア形成支援に携わって参りました。
またその取組は「第2回学生が選ぶインターンシップアワード」において(後援:経済産業省・厚生労働省・内閣府・文部科学省・日本経済新聞社・マイナビ)、建設業界で初めて優秀賞を受賞することができました。
近年、学生の企業選択において重要性が高まっているインターンシップですが、その定義に値しない(就業体験を伴わない)プログラムが数多くあることも問題とされ、本年度より三省合意(文部科学省・厚生労働省・経済産業省)の下、「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」が改正され、大学生等のキャリア形成支援に係る取組が以下の様に類型化されることになりました。
<今回実施プログラム>
類型 | 主な特徴 |
タイプ1 オープンカンパニー | <就業体験なし> 業界・企業による説明会・イベント |
タイプ2 キャリア教育 | <就業体験任意> 大学等の授業(講義)や企業による教育プログラム |
タイプ3 汎用的能力・専門活用型インターンシップ | <就業体験必須> 汎用的能力活用型:短期5日間以上 専門活用型:長期2週間以上 |
タイプ4 高度専門型インターンシップ | <就業体験必須> 特に高度な専門性を要求される実務を職場で体験 (例:ジョブ型研究インターンシップ) |
これにより、教育機関側には長期インターンシップに参加しやすい単位認定等の学内制度・仕組みの開発・実施が期待され、企業側には、その受け皿としての役割がより一層求められることになりました。
<課題>
これまでに数多くの学生や教育機関と携わる中で、単位認定校の増加による受け皿の不足や、単位認定を必須としたことにより、希望するインターンシップ先へ行けない学生が発生していることがわかりました。単位認定のために、希望しない業界・業種、企業へ30~70時間強の貴重な時間を費やしている学生がいます。
建設業においては担い手不足が懸念され、その魅力発信と人材育成、定着が急務とされています。
<課題解決、魅力あるプログラム策定へ向けて>
そこで、これまで以上に質の高いインターンシップを実施し、学生に対する業界理解を深め、将来の建設人財 としての活躍に期待、貢献したいと考えました。
✔ 学生は1つのプログラムへ参加することで、建築・土木・内装工事・業界の働き方を変える建設tecと、多角的に仕事についての理解を深めることができます。
✔ 学生の受入を各社で分散することで、企業側の負担を減らし受け皿を増やす仕組みを構築。
日刊建設新聞社(2023/05/30掲載)にて掲載いただきました記事をご紹介致します。
日刊建設新聞社(2023/06/10掲載)にて掲載いただきました記事をご紹介致します。
以上